第二章

「大日本国」の呼称


天照大日霊貴の御魂を根本とする意味


大日本国という名称の本当の意味は極東の小さな島国の呼び名では
ありません。
本来、大日本国とは全世界を領域とする意味の言葉です。


それは全世界のクリスト、即ち救世主、天照大日霊貴の御魂を根本
として統治するという意味であり、天照大日霊貴の正統祭主権者に
よって統治されるとの意味をふくんでいます。


神璽の『神』とは当然、天照大日霊貴大神の御魂です。


このため『神璽』の正統な祭主権者を現人神(アラヒトガミ)とも


             『天皇』


とも称しています。



秦の始皇帝(紀元前221〜210)が秦国王権の相承を証明する品であ
る伝国璽として玉に刻した璽とは、当然この「神璽」の故実による
ものであります。


大日本国の「神璽」とは極東の島国の王権ではありません。


全世界の救世主としての璽であり、佛教や道教、イスラム教や
ユダヤ教の信徒が四千年来、渇仰し捜し求める真実の救世主を
証明する璽であるため



             『神璽』


という訳です。



ここでいう『神璽』とは勾玉の玉体に刻まれた須称(シュメール)
の最高神を表示した「八弁放光紋」であり、八紘一宇の「八紘」と
は本来、この『神璽』のことであり、「宇」とは『神璽』の体、
即ち、全世界を統一することを意味しており、全世界の生命の救世
主という意味ですが、全く権力的意味を含みません。


ユダヤの「ダビデの星」という六弁放光星紋はこの「八弁放光紋」
の変形です。



=================================================



また、この救世主としての王権は絶対であり、唯一であるという意
味が萬世一系の意味です。


このため、この『神璽』の正統な継承者を現人神(アラヒトガミ)
とも大日本国天皇ともいい、天皇を表す象徴が十六弁放光紋、即ち
一般に十六弁菊花紋といわれているのです。


天皇とは、この『神璽』の正統は祭主権者をいうのであり、またそ
の正統な継承者という意味です。


佛教を古来、味覚に例える時に法華経の教えを『醍醐味』と申しま
すが、後醍醐天皇によって天皇たる紋が

           『八尺瓊勾玉』

の表と裏の八弁放光紋を合わせて十六弁放光紋と定められ、この
十六弁放光紋を人々は十六弁菊花紋と自然に呼んでいます。


菊の花を英語ではクリサンテマムといいますが、この言葉は「クリ
スト」(シュメールの末流・ユダヤの予期する救世主)と「アンテ
マム」(花弁)の合成語で「クリストの花」、即ち、


           「救世主の花」


を意味しています。


そうして、それはこの「八尺瓊勾玉」の表裏に刻された二個の八弁
放光紋を組み合わせて十六弁としたものであり換言すれば



             「神璽」



そのものと「神璽」の所在を明らかにして、世界の救世主としての
王権の所在を示しています。


大日本国天皇の象徴が十六弁菊花といわれるのはそのためです。



佛は全て八葉蓮華の台座に立つか座っています。



この『八葉蓮華』と称されている物は植物の蓮華を指したのではな
く本来、『八放光紋』の事です。


つまり、「八葉」とはクリスト(救世主)の象徴である八放光紋の
表現であり、「蓮華」は八放光紋の図形が植物の蓮華のアンテマム
に似ている事によって「八葉蓮華」とも呼ばれました。


このため仏像と呼ばれる像は、象徴としての八葉蓮華と一体で初め
て救世主としての佛の資格を得ることができるのです。


即ち、大日本国の国体の象徴は『八尺瓊勾玉』にありました。


それがいつしか「三種」となり、「三種の神器」と呼ばれる様に
なったのです。


日蓮大聖人はこれについて『真言七重勝劣』の中で次のように説か
れています。


『真言七重勝劣』とは、当然、弘法大師空海のいう真言ではなく
勝応身の如来、日蓮大聖人が選んだ



            『汝等当信解 如来誠諦之語』



という事であります。



即ち、「真言」とは本佛、日蓮大聖人の真実の言葉という意味です。



日蓮大聖人は『真言七重勝劣』に次の様に仰せられました。


=================================================


「内裏に三宝有り 内典の三部に当たるの事

神璽 国の手験(しるし)なり

宝剣 国敵を禦(ふせ)ぐ財なり 平家の乱の時に海に入りて見えず

 内侍所 天照大神影を浮かべ給う神鏡をいう 左馬頭頼茂に打た
     れて消失す」


「内裏」とは天皇の住居を意味し、
「三宝」とは世に「三種の神器」といわれる我国の王権の象徴をい
 います。


その三種はそれぞれに次のように呼ばれています。



            その形容から


『八尺瓊勾玉』といい、また、「月氏の玉」とも称し力(はたらき)
をもって『神璽』と言われております。


            その形容から


『天叢雲剣』といい、力を以て「草薙剣」と称されている『宝剣』。


             
            その形容から


『八咫御鏡』といい、力を以て「内侍所」「真経津鏡」「斎御鏡」
と称される『宝鏡』です。


「内典」の内とは、御本佛の内に秘めた本義を示しており、「典」
とは不変の規則という意味です。


「三部」とは、大乗仏教の重要経典の三種で
『妙法蓮華経』 『金光明経』 『仁王経』を示します。


我国ではこの「三宝」のことを


          「神璽」 「宝鏡」 「宝剣」


として、これを「伝国璽」(でんこくじ)としています。



なぜ「伝国璽」と称しているのかといいますと、国体の象徴である
からです。


本来、国体の象徴は唯一が理想です。


王権のシンボルが複数存在するという事は国体が分裂する可能性を
含むことになるからです。


であるのに、なぜ我国の国体の象徴が三種とされているのかと申し
ますと、中華の正史である「舊唐書」に我国の事を次の様に記して
います。


=================================================


「日本国は倭国の別種なり 其の国、日辺 に在るを以て
 故に日本を以て名と為す


 或は曰う 倭国自ら其の名の雅ならざるを悪み 改めて日本と為
 と


 或は曰う 日本は舊小国 倭国の地を併せたり」


-----------------------------------------------------


即ち、二本の王権と倭の王権が合体して、万世一系を形成した為
でした。


一方は父系で、その象徴は  「剣」  です。


また、一方は母系で、その象徴が胎児の形をしていて、万物を生育
せしめる太陽と月を顕した八尺瓊勾玉、即ち


              「神璽」


でした。


この「宝剣」と「勾玉」をシンボルとし、政体と国体の本来二つで
あった王権を一つに合体、調和させる為に


              「斎御鏡」



が加えられました。



後醍醐天皇が伊勢の内宮より「斎御鏡」を取り寄せ奉持し明徳
(1392)の合体により「神璽」は一時、持明院統に移りましたが、
嘉吉の変(1443)を以て正統皇に再度帰して以来、今日迄、正統皇
に伝えて来ました。


宝鏡の銘文には、





     「青蓋(てんをおおう)作竟(かがみをつくりなす)
      大母傷(すぐれてきず、、、、、、、、)  」





         【後文は「正統天皇と日蓮」P63を参照】



日本紀に



       「鏡を石窟に入れしかば戸に触れて少し傷つけり」


とのべられていますが、後醍醐天皇が伊勢の皇大神宮より御神躰の
神鏡を御遷座し、その身に帯られて以来、代々南主が奉祀して来た




              『八咫御鏡』



の表には『日本紀』に示されている通り古い傷が一箇所あります。



また仁徳天皇陵から出土したといわれる同形同文の鏡が存在します
が、それには  「寿敝」  の二文字の間に、 「金石如候王」


の文字が加わっているとの東京大学東洋文化研究所平勢教授の教示
がありました。


尚、「候王」とは中国の周の時代に始まる身分で周室の大王(天子)
の分族或はそれに準じた者を「候王」といい、中央主権者に仕える
地方主権者という意味です。




10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
30 31 32 33 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58





トップページ

胡錦濤中国国家主席
より日了法皇に贈られし書



四川大学客体教授招聘証書


記念メダル



壁画鑑定結果



本門正宗要義之管見
前、精華大學・北京大學 楊教授




小野寺教授写真集






   
中国より日了法皇に贈られし
【南朝天皇御璽】




収蔵證書


小野寺教授寄贈敦煌壁画


四川大學学長補佐
李 小北氏書翰文



四川大學小野寺教授著書





小野寺教授略歴


歴史が証明する事実